アイルランド移民局は、留学生に、生活費としてすぐに使える資金が少なくとも10,000ユーロあることを示すよう案内しています。資金証明のほか、登録の手数料と民間医療保険も確かめておきたい項目です。
移民局の案内では、2023年7月1日より後に始まるコースは10,000ユーロの資金証明が基本です。8か月未満のコースは月833ユーロまたは6,665ユーロの少ない方になります。
資金証明の金額
アイルランド移民局は、2023年7月1日より後に始まる全ての学業コースについて、すぐに使える資金が少なくとも10,000ユーロあることを示す必要があると案内しています。これは学生の1学年分の生活費の目安とされています。2026年10月19日時点で確かめた内容です。
コースが8か月未満の場合は、滞在1か月あたり833ユーロまたは6,665ユーロのいずれか少ない方を使える状態にしておく必要があると、移民局は案内しています。
資金証明の出し方は、ビザが要るかどうかで分かれます。ビザが必要な人は、到着後に資金証明を求められず、生活できるかどうかはビザ申請の審査で確認されると案内されています。ビザが不要で入国した人は、到着後に生活費を支払えることも証明する必要があります。
| コースと入国の仕方 | 証明する資金 |
|---|---|
| 2023年7月1日より後に始まる学業コース | 少なくとも10,000ユーロ |
| 8か月未満のコース | 月833ユーロか6,665ユーロの少ない方 |
| ビザ不要で入国し8か月を超えて滞在 | 到着時に10,000ユーロ |
| ビザ不要で入国し8か月以下の滞在 | 到着時に月833ユーロか合計6,665ユーロ |
アイルランド移民局の案内をもとにまとめました(2026年10月19日確認)。
銀行明細と資金の見せ方
移民局は、直近6か月の入出金が分かる最新の銀行取引明細書を出すよう案内しています。
学生ローンや不動産売却などによる大きな入金や不規則な入金は、十分に説明する必要があるとされています。
学位課程の学生に限り、銀行明細の代わりに教育ボンドを使える試行プログラムがあります。ボンドは到着時、またはビザが拒否された場合や入学しないと決めた場合に現金化できると、移民局は案内しています。
- 預金・貯蓄口座は、引き出せると確認する銀行の書面も添える
- 支援者がいる場合は、支援者ごとに最新の銀行取引明細書が必要
- クレジットカードは資金証明として認められない
ビザ・登録・保険の費用
アイルランド政府は、3か月を超えて留学する場合は長期の「D」留学ビザの申請が必要と案内しています。ビザ申請の標準手数料は、1回入国で60ユーロ、複数回入国で100ユーロです。BLOOM ABROADのアイルランドのビザと入国のページでは、入国・許可の条件を公式の出典つきで確かめられます。
移民局のFAQでは、ビザ不要の人を含む全てのEEA域外の学生は、90日を超えて滞在するために初回登録が必要とされています。登録手数料は300ユーロです。支払いはクレジットカードまたはデビットカードのみと案内されています。
EEA域外の学生は全員、民間医療保険への加入が必要です。登録時に加入の証明を求められ、キャッシュバック型の保険は認められません。
| 手数料の種類 | 金額 |
|---|---|
| ビザ申請・1回入国 | 60ユーロ |
| ビザ申請・複数回入国 | 100ユーロ |
| 学生の登録手数料 | 300ユーロ |
授業料・アルバイト・英語コース
移民局は、コース料金が6,000ユーロ未満なら登録または更新の前に全額を、6,000ユーロを超えるなら少なくとも6,000ユーロを支払っている必要があると案内しています。
支払い方法にも決まりがあります。学校は現金での支払いを求めることができず、授業料は承認された送金サービスか銀行の電子送金で払うことになっています。
学校は入学前に、試験料・学習者保護の費用・民間医療保険を含む全ての費用を知らせなければなりません。返金方針には返金までの最長期間を定める必要があり、2か月を超えてはなりません。ビザや入国が拒否された場合の返金請求は、20営業日以内の処理が必要です。
アルバイトについて、移民局は公的資金やアルバイトに頼らずに滞在を支えられる資金を示すよう求めています。働ける時間は、学期中は週20時間まで、6〜9月と12月15日〜1月15日は週40時間までです。
英語コースを受講できる期間には上限があり、移民局のFAQでは最長2年とされています。
アイルランドの費用と行き方を比べてみましょう
まず、行きたいコースの期間を確かめ、示す資金の金額を移民局の条件に当てはめます。そのうえで、BLOOM ABROADのアイルランドの費用のページでは、公的な生活費の目安を自分の通貨で確かめられます。
語学・Co-op・ワーキングホリデーなど、ほかの行き方も比べたいときは、アイルランドへの渡航ルートのページで比べられます。申し込む前に、移民局の最新の案内も確かめてみましょう。
出典
政府・公的機関
- アイルランド移民局 学生の資金に関する案内(2026年10月19日確認)
- アイルランド移民局 学生向けFAQ(2026年10月19日確認)
- アイルランド移民局 初回登録に必要な書類(2026年10月19日確認)
- アイルランド政府 ビザの案内(2026年10月19日確認)




